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奈良市にお住まいの45歳以上の方必見!
当院は口腔がん検診のできる歯科医院です
日本においては毎年約3,000人もの人が口腔がんで亡くなっています。口腔がんの早期がんなら5年間での生存率は90%以上と良好ですが、進行がんになると生存率は50%と低く、治癒後に機能障害が残ることもあります。気になっているのに放置せず、口腔がん検査を受けましょう。人間ドックや健康診断を受けるように、半年に一度は口腔がん検診も必要です。
口腔がんの原因
口腔がんの主な原因要因を以下にまとめました。これらの要因が口腔がんの発症リスクを増加させる可能性があります。口腔がんの予防には、喫煙と飲酒の制限、適切な口腔ケア、歯科検診の受診などが重要です。口腔がんの早期発見と治療が生存率の向上につながります。
- 生活習慣(喫煙、飲酒など)
- 歯列不正(歯並びが悪い)や義歯の不適合
- う蝕(虫歯)、歯周病、詰め物や被せ物の不適切な状態
- 舌小帯の付着異常(舌の裏の紐のような部分が短い場合は注意が必要)
- アマルガム(金属の詰め物)
- 口内炎(10日以上治らない場合は注意が必要)
- HPV(ヒトパピローマウイルス)などのウイルス感染
知って安心!口腔がん検診の流れについて
口腔がん検診の一般的な流れを以下にまとめました。
問診票の入力(記入)(約5分)
口腔がんのリスク要因や生活習慣に関する情報を提供・記入します。
視診・触診・写真撮影(約5分)
歯科医師が口腔内を目で確認し、異常がないかをチェックします(視診)。ゴム手袋を使用して、口腔内の組織を触診し、しこりや腫れなどの異常を調べます(触診)。
口腔内蛍光観察装置を使った観察・写真撮影(約5分)
異常が見つかると、口腔内蛍光観察装置を使用して、青色光を当てて口腔内を観察します。その場で写真を撮影し、状況に応じて大学の口腔外科専門医に、すぐに送信し診断のサポートを依頼します。
報告書を元にカウンセリング(約5~10分程度)
検診結果を報告書にまとめ、口腔内の状態についてカウンセリングを行います。歯科医師からの指摘やアドバイスを受け、必要に応じて治療や改善策を検討します。
結果に基づく対応
問題がない場合は、継続して口腔がん検診を受けることが推奨されます。異常が見つかった場合、歯科医師の指示に従い、治療や追加検査を行います。大学病院などへの紹介も検討されることがあります。
定期的な口腔がん検診を継続して受けることが重要!
口腔がん検診は早期発見に役立ち、重要な健康チェックの一環です。異常を見つけた場合は、速やかに専門医の診療を受けましょう。また、問題がない場合でも、定期的な検診を継続して受けることが予防に役立ちます。